【写真】フィルムカメラ発掘【日記】

フィルムカメラは多分に高校3年生時に大学面接用の宣材写真を撮って以来か…

いや、違うな。

社会人1年生時にカタログやチラシに使う商品の写真を撮って以来か。
正直、この頃の事はあまり思い出したく無い。義父の紹介で入社(つまりコネ入社)だったプレッシャーと新人とは言え社会人として何も出来ず、上手くいかずで精神的に追い詰められら時期でもある。
本当に死にたいと思ったし、結局1年程でその会社をクビになりその事への絶望感と職場から開放された安堵感、安堵感を感じる自分への情けなさと悔しさで3ヶ月間も外に出られない程に潰れた。

だから、写真を撮ることも見ることも嫌な自分を思い出しそうで手がでなかった。

その後職種を2度程変え現在の職種に落ち着くと職務上の理由で写真を撮ることとなるのだが、幸いにもデジタルカメラに移行する時期だったので、別のもとして割り切ることができ何とかなった。
それでも個人では写真を撮ることは嫌いだったしカメラに触るのも嫌だった。
そうする内に携帯電話にまでカメラが付き、概ね20年の月日の内に写真に対する拒否反応は徐々に薄くなった様だ。

気がつくと何気無しにスマホで写真を撮っていた。

前職での横浜在住時に絵画制作を再開した折り、野外でのスケッチとは別に資料用の写真をスマホで撮ることも増えたのだがどうにもフィーリングが会わない。デジタルの発色ではなにかが違うしプリンターから出てきた写真は機械的で資料にはならない。

レンズと機械の差だと思う。多分しっかりした大口のレンズとカメラ本体を使用すればデジタルでも十分解決しそうな気もするのだが、フィルムから焼き付けた印画紙の風味が恋しくなった。

その時の気持ちや情感を切り取るにはアナログな方法が合うようだ。そうするとスケッチとは別に残すならフィルムカメラなのかなと思う。

デジタルカメラを否定するわけでは無いし 、フィルムでも結局違うと思うかも知れないが今はフィルムカメラに触る事に意味があると思う。


フィルムカメラは2台所有している。1台は1971年製のコンパクトカメラこれは小学生の頃に大叔父さんに頂いた。学生時代ずっと使ったカメラです。

DSC_0639.JPG
もう1台は件の社会人1年生時に購入した一眼レフ。レンズは純正品には当時の給料では手が届かずTAMRONのレンズですが、それでもかなり安くして頂いた結果何とか買えた品です。今思うと業務で必要なカメラを新入社員に個人購入させる会社もヒドイですが当時はどこもそんな感じでした。

DSC_0641.JPG

フィルムカメラで写真を撮りたいと思った当初、迷わずに一眼レフを引っ張り出した。カメラ用の電池を購入し作動確認すると20年以上放置されたカメラは滑らかに動いてくれた。しかし、レンズにはカビが着いている。想像より遥かに少量で撮影には殆ど影響無いと思うが後日カメラ屋さんでクリーニングして貰おうと思う。

このカメラにもう一度触るだけの余裕が出来た事が少しだけ面白く感じる。20年程前の苦しかった日々をやっと乗り越え始めるのだと。

当分の間、写真は絵画制作の為の資料用として撮影すると思うのだが。
もし絵画とは別の表現としての写真に向き合えるなら柔らかな風景を切り取れればと思います。

取り敢えず梅雨が明けたらカメラを持って外に出よう。

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